サイ・ペイン版≪惑星≫、シエナにより20年ぶりの復活!

▲20年ぶりに発見された、サイ・ペイン編曲≪惑星≫全曲スコア
11月17日(火)に、横浜みなとみらいホールで開催されるシエナ・ウインド・オーケス トラ第31回定期演奏会では、ホルスト≪惑星≫全曲が演奏されるが、使用される編曲譜が、サイ・ペイン版であることが判明した。プロ・バンドによる全曲ス テージ演奏は、今回が「世界初演」である。驚きの声をあげる吹奏楽ファンも多いのでは?

これは、1989年に東芝EMI(当時の社名)がロンドンのアビー・ロード・スタジオで制作したCD録音のために使用されたもの。 このときの演奏は、英国王立空軍中央バンド指揮者だったエリック・バンクスと、ロンド ン・シンフォニック・ウインド・オーケストラ。イギリス中の一流管打楽器奏者を集めて臨時編成されたドリーム・バンドだった。その後、バンクスが来日した 際に昭和音楽大学が1回演奏しただけで、その後、忘れられていた「幻の編曲スコア」。 編曲したのは、王立海兵隊バンドのホルン奏者だったサイ・ペイン。すべて原調編曲で、オリジナルのソロ管楽器もすべてそのまま使用、もちろんオルガンや女声合唱も原曲どおり。オーケストラ原曲を、そのまま吹奏楽で再現した編曲だ。 昨年、このCDがEMIミュージック・ジャパンから20年ぶりに再発売され、多くの吹奏楽ファンを感動させたのはご存知のとおり。

■「惑星」&「展覧会の絵」/
エリック・バンクス、ロンドン・シンフォニックWO【CD2枚組】
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/cd-1481/

ところがこの夏、奇跡的に楽譜が残っていたことがわかり、今回、サイ・ペイン本人の好意で、日本で、世界初のプロによる全曲ステージ演奏が実現することになったのだ。

たまたま先日、プライベートで来日中だったエリック・バンクス氏も、このニュースを聞いて「まさか20年後に日本でプロ全曲演奏が実現するとは思わなかった。この編曲は、吹奏楽版≪惑星≫の中で、もっともすぐれたもの。ぜひ、多くの方々に聴いていただきたい」とのメッセージをシエナに寄せたという。

吹奏楽で「原曲そのままの響き」とは、どのようなものか? まさに吹奏楽界のスクープ! これ聴き逃がせないぞ!

※吹奏楽マガジンバンドパワーより引用

(注)
≪惑星≫全曲演奏は、11月17日(火)、横浜みなとみらいホールにおける第31回的演奏会のみ。14日(土)流山公演、15日(日)浦安公演は抜粋演奏で、ほかにホルスト≪第一組曲≫が演奏されます。

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